オリンピックサッカー女子 決勝

ロンドンオリンピックサッカー女子決勝は、くしくもと言うか、前年(2011年)にドイツで行われたサッカー女子ワールドカップ(W杯)決勝の組み合わせと同じ日本(なでしこジャパン)対アメリカ(米国)となったわけですが、宣言どうりに決勝に勝ち残った日本サッカー女子(なでしこジャパン)には、チームワークやテクニック、精神面でとても感服させられました。
ロンドンオリンピック第14日の9日(日本時間10日午前3時45分)に開始されたロンドンオリンピックサッカー女子の決勝、結果的に日本は米国に1−2で敗れ、オリンピック史上日本サッカー女子としては初のメダル、銀メダルを獲得、金メダルにはあと一歩及びませんでした。(ちなみに米国は3大会連続4度目の金メダルを手にしました。)
この決勝戦を観て、一視聴者として特に残念だったのは、日本が明らかにPK(ペナルティーキック)獲得だろうという場面が、二度も審判の誤審によって見過されてしまったところです。順当にファールの笛が吹かれ、PK(ペナルティーキック)を獲得していたら・・・と思うと残念でたまりませんでした。
しかし、この決勝の試合後の会見で、審判の誤審についての記者の質問に対し佐々木監督は、「何のことでしたっけ。」と冗談の後、「主審が何を見ていたかは分かりませんが、私は主審の判定を尊重します。」と答えたそうです。
潔いというか、何というか・・・?。まあ、終わっで結果が確定した後でごたごた言うのも、近くて遠いどこかの国の人達みたいでみっともないですが。・・・「アラッソー。」

ロンドンオリンピックサッカー女子決勝の澤とワンバック

ロンドンオリンピックサッカー女子-メダル獲得国

ロンドンオリンピックサッカー女子の結果は、金メダルが3大会連続4度目のアメリカ(米国)、銀メダルがオリンピック史上日本サッカー女子としては初の銀メダルの日本、銅メダルが日本と同じく女子サッカー初のメダルだったカナダでした。

ロンドンオリンピックサッカー女子決勝トーナメントとメダル

銅メダルをかけての3位決定戦

ロンドンロンドンオリンピックの第14日、日本(なでしこジャパン)対アメリカ(米国)の決勝に先だってサッカー女子の3位決定戦が行われました。カナダが1−0でフランスを下し、銅メダルを獲得しました。
3位決定戦のこの試合、前半を0−0で折り返したカナダが、後半ロスタイムに、MFダイアナ・マシスンが得点してそのまま逃げ切りました。
カナダといえば、日本(なでしこジャパン)とグループ予選の第一戦で対戦していますが、この時は日本(なでしこジャパン)に2-1で敗れていますが、やはりなかなかの実力あるチーム(さすがFIFAランキング7位)といった印象でした。
中でもエースのシンクレアはスピードと決定力に優れた選手で、カナダ準決勝のアメリカ(米国)ではハットトリックを決め、延長戦までもつれ込むといったすざましい試合で4-3とアメリカ(米国)を苦しめました。
判官びいきで、「アメリカ(米国)負けろ!」「カナダ頑張れ!」と観ていた私ですが、とてもスリリングで面白く、良い試合でした。
結局アメリカ(米国)が勝ちましたが、この試合でも実際、審判の偏った判定がなければカナダ勝っていたかも・・・?
銅メダルのカナダも日本と同じく女子サッカー初のオリンピックメダルでした。