ロンドンオリンピックサッカーと私

夜中深夜に、期待に胸をドキドキさせながら、サッカー日本代表の活躍をテレビで応援し、次の日には寝不足でぼーっとしていたロンドンオリンピックの期間中。
サッカー女子日本代表(なでしこジャパン)は、期待された金メダルを目指し、期待通りの堂々とした戦いぶりで、銀メダルと言う結果を残してくれました。
逆に大会前、期待度の低かったサッカー男子日本代表は、初戦のスペイン戦を勝利で飾ると勢いに乗り、準決勝まで勝ち上がると言う快挙とも言える結果を残しました。
そんな4年に一度味わえるかどうかわからないロンドンオリンピックサッカー日本代表の活躍、感動の場面を、私の記憶の1ページに残しておく為に(あくまでも私の主観的感想も交えながら)ここに記していきたいと思います。

日本 対 スペイン | サッカー男子

ロンドンオリンピックサッカー男子 1次リーグ D組
サッカー日本代表の初戦「日本対スペイン戦」の試合結果

ロンドンオリンピック男子サッカー1次リーグ、D組の日本代表の初戦、日本対スペイン戦は、グラスゴーのハムデンパークで日本時間の26日午後10時45分に始まりました。

優勝(金メダル)候補のスペインに対しサッカー日本代表は、前半20分あたりまで一進一退の状況を続けていましたが、徐々にスペインにボールを支配されていきました。しかし、ボールポゼッションが高いだけで、スペインの攻撃も決め手を欠き、枠内のシュートはなく決定的なシーンをつくることができないままでしたが、前半25分にはカウンターからマタに鋭いシュートを打たれGK権田が横っ飛びではじくといった危ないシーンも出てきました。
逆に、28分頃から日本代表の攻撃がかみ合いだし、34分、コーナーキックからの扇原の弧を描いたボールにファーサイドにいた大津が倒れながら右足で合わせ、日本が先制しました。

日本対スペイン戦で先取点を決め喜ぶ日本代表の大津

先取点を取って勢いづく日本に対し、パスの連係ミスも出るようになってきたスペインに動揺が見られ始めました。「これは・・・スペインA代表と違って、ピンチに対してもチーム力が弱いかも?そしてこの試合いけるかも?」と思ったのは私だけではないはずです。

42分には、永井がインターセプトでゴール前でボールを奪い、相手と1対1になると、たまらず永井を止めようとユニホームを引っ張るというファールを犯したスペインのイニゴ・マルティネスに一発退場の判定が下り、結果、日本代表は、得点だけでなく人数の上でも有利な状況になりました。
そして1-0のまま前半は終了。

有利な条件の下、日本代表の追加点も見たいし・・・とにかく勝利で終わって欲しいと願いながらの後半。12分に清武、13分には永井が、15分にも再び清武が相次ぎシュートしましたが、惜しくもゴールならず。数的優位に立つ日本が攻め込むシーンが目立ってきました。「早く追加点を取って、勝利を確実にして欲しい」とみなさん思っていたはずです。しかし、日本は決定的なチャンスをなかなか得点に結びつけることができず、残り10分になるとスペインは同点を狙い反撃に出てきました。押されぎみになった日本のゴール前にスペインが攻め入る場面が目立ってましたが、後半も45分が経過し、得点は1-0のまま。
ロスタイムは4分。もうこのまま勝利してくれという願いが届き、日本は最後まで先制点を守りぬき、結果1-0で優勝(金メダル)候補のスペインに勝利。
勝ち点1(引き分け)が精一杯だろうと思われたこの試合で、貴重な勝ち点3を獲得しました。

試合後、大津は「絶対に初戦は勝ちたい、とう気持ちがあったので、良かったです」と話しました。

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