日本サッカー男子メンバー発表

ロンドンオリンピックサッカー男子の日本代表メンバーが発表されましたが、5月にフランスで開かれたオリンピック前哨戦のトゥーロン国際大会で、「トルコ 2-0 日本 、日本 3−2 オランダ、 日本 2-3 エジプト」と失点の多いサッカー男子日本代表でしたので、オーバーエージ(OA)枠で、GK林彰洋(清水)、DF徳永悠平(FC東京)、DF吉田麻也(VVVフェンロ)のディフェンス中心の3人を加えました。
もともと攻撃陣には、テクニックも他国U-23にひけをとらない点を取れる選手が揃っているので、失点で負けているのがもったいないなといった感じのチームでしたので、日本代表経験者のディフェンダーを加えることで強いチームに生まれ変わったのではないでしょうか。
後は新メンバーを加えてのチームワークだけですが、経験豊富な現代の選手なのでそれもOKでしょう。聞く話によると海外の代表選手はエゴイストが多く、よく仲違いするそうですが・・・?
ちなみにキャプテンは、吉田麻也(VVVフェンロ)選手に決まりました。

2012 ロンドンオリンピックサッカー男子の日本代表メンバー

▽GK
1 権田修一(F東京),18 安藤駿介(川崎F)

▽DF
2 徳永悠平(F東京),12 吉田麻也(VVV),8 山村和也(鹿島),
13 鈴木大輔(新潟),4 酒井宏樹(ハノーファー),5 酒井高徳(シュツットガルト)

▽MF
17 清武弘嗣(ニュルンベルク),6 村松大輔(清水),10 東慶悟(大宮),
16 山口螢(C大阪),3 扇原貴宏(C大阪),14 宇佐美貴史(ホッフェンハイム)

▽FW
11 永井謙佑(名古屋),7 大津祐樹(ボルシアMG),
15 齋藤学(横浜FM),9 杉本健勇(東京V)
発表されたロンドンオリンピックサッカー男子 日本代表メンバー
▽バックアップメンバー
GK林彰洋(清水),DF大岩一貴(千葉),MF米本拓司(F東京),FW山崎亮平(磐田)
ロンドンオリンピックサッカー男子日本代表バックアップメンバー
監督 関塚隆
ロンドンオリンピックサッカー日本男子関塚監督以下スタッフ

ロンドンオリンピックサッカー男子 日本代表キャプテンは吉田麻也

4年前の北京大会では代表入りしたとはいえ、「レギュラーを取れなかったし、何もできなかった」と本人も語っているように、唯一の出場機会は、2連敗で早々に1次リーグ敗退が決まって迎えたオランダとの消化試合だけだったという苦い経験がある。
しかし、今やA代表不動のセンターバックとして活躍し、今回のロンドンオリンピックでは、期待され、オーバーエージ(OA)枠での出場となった。
ホームで行われた、男子サッカーのロンドンオリンピック壮行試合となったU-23日本代表 対 U-23ニュージーランド代表の一戦では、徳永悠平が放ったミドルシュートのこぼれ球を杉本健勇が押し込み先制するも、後半ロスタイムも残り1分、パスミスからまさかの失点でドローと、トゥーロン国際大会に続き、まだ甘さいっぱいの日本代表でありました。この試合ではまだ、吉田麻也キャプテンは怪我の治療のため出場していませんでした。
英国へ出発し、事前キャンプ行い、本大会前の強化試合を18日にヨーロッパ代表ベラルーシと行いました。この試合、キャプテン吉田麻也はオーバーエージ(OA)枠で日本代表初出場。終始主導権を握った展開で、81分に途中出場の杉本が決勝点を挙げ1―0で勝利した。
一夜明け19日、関塚隆監督らスタッフ抜きで選手がミーティングを開くことを決め、ここで吉田はキャプテンとして中心的な役割を担い「初戦が全てだ」と強調。「スペインにとっても簡単な試合ではない」と仲間を励まし、ピッチ内外で吉田のリーダーシップが発揮されはじめ、大会まで1週間というところでチームに一体感が出てきたそうです。
21日には、トゥーロン国際大会優勝のメキシコと強化試合を行い、日本代表は大津(ボルシアMG)の決勝点で2−1とメキシコを破り、本番前最後の対外試合を勝利で締めくくりました。そして、本大会26日の1次リーグD組の初戦、強豪スペイン戦に挑む準備が整ったわけです。
吉田麻也キャプテンの「精神的なチームの柱」「攻守の柱」としてのキャプテンシーが、"闘う集団"、"期待の出来るロンドンオリンピックサッカー男子日本代表"へと変えたのでしょうか・・・?それは選手でないとわかりません。
ちなみに、OA枠のDF徳永悠平は「麻也が入って戦えるチームになった。みんながハードワークをしている」FW永井謙佑も「経験のある選手とやってレベルアップしている」という、メンバーの談話が残っています。