ロンドンオリンピックサッカーと私

夜中深夜に、期待に胸をドキドキさせながら、サッカー日本代表の活躍をテレビで応援し、次の日には寝不足でぼーっとしていたロンドンオリンピックの期間中。
サッカー女子日本代表(なでしこジャパン)は、期待された金メダルを目指し、期待通りの堂々とした戦いぶりで、銀メダルと言う結果を残してくれました。
逆に大会前、期待度の低かったサッカー男子日本代表は、初戦のスペイン戦を勝利で飾ると勢いに乗り、準決勝まで勝ち上がると言う快挙とも言える結果を残しました。
そんな4年に一度味わえるかどうかわからないロンドンオリンピックサッカー日本代表の活躍、感動の場面を、私の記憶の1ページに残しておく為に(あくまでも私の主観的感想も交えながら)ここに記していきたいと思います。

日本 対 カナダ | なでしこジャパン

ロンドンオリンピックサッカー女子 1次リーグ F組
サッカー女子日本代表 なでしこジャパン の初戦、「日本対カナダ戦」の試合結果

2012年7月25日(日本時間26日)開会式に先立ってロンドンオリンピックサッカー女子の1次リーグは開幕しました。
英国のコベントリー競技場で、F組のサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は、この大会の初戦をカナダと行い、2-1で逃げ切り、幸先良く白星発進しました。

大会初戦の独特の緊張感が漂い、開始から両チームとも動きが硬く感じられたこの試合、どちらかと言えば、押されぎみのサッカー女子日本代表(なでしこ)は、前半33分、左サイドのMF沢が、ペナルティーエリア内の左に走り込んだFW大野へ浮き球のパス。大野は相手ディフェンダーを背負いながらもボールをキープし、同じ左サイドから大野の後ろに走り込むFW川澄を待って絶妙なヒールパス。これを受けた川澄は、落ち着いて右足でシュート。カーブのかかったシュートは、ゴール右サイドへ突き刺さり先制ゴールとなりました。
勢いに乗るサッカー女子日本代表(なでしこ)は前半44分、左サイドDF鮫島のゴール前に入れたクロスに、相手ゴールキーパーのマクロードが飛び出し、激しい空中戦の中、最後はMF宮間が頭で合わせて無人のゴールへ。2点目のゴールとなりました。

日本対カナダ戦で追加点を決め喜ぶなでしこの宮間

このまま日本2-0カナダで前半は終了しました。

後半が始まり、開始早々から攻勢に出るサッカー女子日本代表(なでしこ)でしたが、後半10分、右サイドでDF鮫島が相手DFウィルキンソンにボールを奪われ、そのままオーバーラップされます。ウィルキンソンのグラウンダーのクロスを、ゴール前に走り込んだタンクレディに決められ失点。一瞬のスキを突かれた形での失点でした。

カナダに許したこの試合2本目のシュートで1点差に詰め寄られたサッカー女子日本代表(なでしこ)でしたが、結局1点のリードを全員で守りきり、2-1で1次リーグの初戦を白星でスタートしました。
この試合、カナダの注目選手、突破力とスピードのあるFWシンクレアを上手くマークし、仕事をさせなかった事が、なでしこの勝利に繋がりました。

1次リーグの第2戦、日本は28日にコベントリーでスウェーデンと対戦します。

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